2015年08月24日

バスのカラーリングについて(第二弾)

 2015年7月10日のブログ『バスのカラーリングについて(第一弾)』で、当社バスの車両デザインのコンセプトをご紹介しました。

安全推進部からは、実際にバスを製作する時に車両コンセプトに基づいたデザインにするためのちょっとした苦労話をご紹介します。
 
バスをデザインする時、だいたいこんな感じでという大雑把な感覚で行うと、いざできあがった時に全然違うものとなってももう修正できません。ですので、色番号・角度・寸法などを事細かく図面に書きおろし修正を繰り返しています。全く変更なければ前回の履歴があるのであまり苦労はしませんが、例えばバスのメーカーが変わる、社名ロゴが変わる、モデルチェンジしたなどがあれば一からデザインをやり直すこととなります。


今回は、バスのメーカーによる違いにスポットを当ててみたいと思いますぴかぴか(新しい)



当社の高速バスはしばらく三菱ふそう製で統一していましたが、平成25年度からJバス(日野自動車)製も導入するようになりました。メーカーが異なるとバスの形状も変わってきますので従来通りのデザインという訳にはいきません。



フロントDSC_0157.JPG

三菱ふそう製                


CIMG6720.JPG

日野自動車製



例えば上の写真、三菱ふそう製と日野自動車製のバスの前面ですが、当社デザインのシンボルである3色ラインとつばめマークの位置が異なっています。

日野自動車製のバスを後から導入したので、三菱ふそう製のデザインを日野自動車製へそのまま採用すると、中途半端に下半分が真っ黒になってしまいます。
三菱ふそう製は下半分がバンパーとなっているので黒でも違和感がないですが、日野自動車製はバンパーが一体型になっているので意味もなくわざわざ黒く塗らなければならず明るい色を使用している当社のデザインではイメージが悪くなってしまいます。

そのため、いろいろとデザイン案を比較検討した結果、車体側面の3色ラインとつなげようということになり、下半分を黒ではなく3色ラインとしました。



次につばめマークの位置。

三菱ふそう製は3色ラインの間に白のスペースも設けてつばめマークを描いていますが、これを日野自動車製に適用しようとするとどこにもスペースがありません。
さらに、つばめマークは黒ですから写真の位置にそのまま採用しても背景も黒なので意味がありません。つばめマークの周りを白色で囲むという案もありましたが思ったほどつばめマークが浮き出てこず、ついにあきらめてつばめマークはなしという案も出ましたが、やはりシンボルマークは必要ということで、Jバスの特徴であるJラインの近似色を採用することになりました。




第二弾はここまでです!
第三弾もお楽しみにわーい(嬉しい顔)



posted by ジェイアール四国バス at 11:26| 安全推進部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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